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- サウナ用語が呪文みたいで分からない!
- サウナのこともっと知りたい!
こんな悩みを解決します!
本記事の信頼性

✔︎週8サウナ
✔︎国内外で1,000施設
✔︎サウナスパプロフェッショナル
✔︎フィンランドサウナアンバサダー(大使館公認)
サウナ用語を知ることで、サウナの基礎知識が身につきます!
本記事では、サウナ用語を写真付きで、わかりやすく解説していきますよ!
知るとおもしろいサウナの世界!
本記事を読んで用語をマスターすれば、あなたも立派なサウナーになれます!
ぜひ最後までご覧ください!
目次
ア行
アイスサウナ
フィンランドと日本で「アイスサウナ」はまるっきり別物ものなので注意が必要です。
フィンランドのアイスサウナは文字通り、氷でできたサウナ。中は暖かいですね。
よすぎる!!
- 湖や海の凍った表面から切り出した氷の壁で作られている
- 冬の数ヶ月間だけ一時的に作られ、暖かくなると溶けてしまう
- 木の火で暖められ、氷の穴での水泳と組み合わせて楽しむ
- ロウリュすると氷の割れる音がして趣がある
一方、日本のアイスサウナは「業務用冷凍室」のことです。
主に、サウナ室で温めたあとのクールダウンで使用されます。
水風呂に比べて、ゆっくりマイルドに身体を冷やせるので、はじめ水風呂が怖いひとはアイスサウナからはじめてみるといいですね!
下記の施設で体験できます!
- ウェルビー栄、福岡
- HOTTERS24高円寺店
- サウナラボ
わしゃ、マグロか!ってなります
アウフグース

ロウリュで生じた水蒸気を攪拌し、タオルで扇ぎ熱波を届けるドイツ発祥のサービス。
演者のことは「アウフギーサー」「熱波師」といいます。
みなさんとても個性があって楽しいですね。
- 音楽
- 照明
- 香り
- 口上
- 構成
- コンセプト など
同じアウフグースはなく一期一会なので、機会があればぜひ体験してみてください!
エンタメ要素強め!空間の一体感は凄まじいっ
とくに神奈川県・鶴見の「おふろの国」は日本でも有数のアウフグーススポットですね!
アヴァント

フィンランドでは、冬に凍った湖や川に開けられた穴を「アヴァント」と呼びます。これは、冬泳やサウナ後の水浴びなどに利用されます。
「アヴァント」は、フィンランドの文化において重要な役割を果たしています。
- サウナや冬泳は、フィンランドの人々にとって伝統的な健康法であり、心身をリフレッシュする手段として親しまれている
- 「アヴァント」は、自然と一体になることで、精神的な安定や幸福感を得ることを可能にする象徴的な場所
サウナ室で温まったあとの氷風呂体験はかなり刺激的です!何より大切なのは、無理をしないこと。冷えすぎたり、震えが止まらなくなったら、すぐにサウナに戻って温まるようにする環境が大切。
ウラジオストクの「Banya • More」では、本格的なロシアのサウナ(バーニャ)を楽しみながらアヴァント体験できます!日本からも近いのでおすすめ!
アカスリ

専用のタオルやブラシを使い、身体の表面についた垢(古い角質や皮脂などの汚れ)をこすり落とす、日本でも伝統的な入浴習慣です。
単なる洗浄行為を超えて、血行促進、新陳代謝アップ、リラックス効果など、様々な美容・健康効果も期待できます。
アカスリの方法は、
- 自宅で行う場合: アカスリ専用のタオルやミトンを使用。身体を十分に温めてから、石鹸やボディソープなどを使い、優しくこする。
- 専門施設で行う場合: 専門の技術を持ったスタッフが、アカスリ専用のベッドや道具を使って全身を丁寧に施術してくれる
温浴施設の場合、入浴前に受付で予約する場合が多い。
アカスリ前は身体を洗わず、湯船に浸かり身体を温めておくと効果がアップするのでおすすめ。
アカスリ後のサウナは心なしか気持ちよさ倍増しますよ!!
アカスリ・サウナ後は、肌が乾燥しやすくなっているので、化粧水やボディクリームなどでしっかりと保湿を行いましょう。
今は無き大阪のニュージャパンで受けたアカスリ→サウナ→マッサージの「キングコース」は最高の贅沢でした!
サウナーの間で伝説となっている「ニュージャパン」に興味のあるかたはぜひミュージアムをご覧ください!
>>ニュージャパンサウナなんばミュージアム | New Japan Sauna NAMBA MUSEUM
明智風呂
京都、妙心寺の静寂な境内に佇む「明智風呂」。その名の通り、歴史に名高い明智光秀と深いつながりを持つ浴室です。
築かれたのは1587年。秀吉との「山崎の戦い」で散った光秀の菩提を弔うため、叔父である密宗和尚が建立したと伝えられています。「本能寺の変」から謀反人の汚名を着せられた甥を案じ、その魂を清らかな湯で癒やしたいという和尚の願いが込められていたのかもしれません。
明智光秀が入ったサウナではありませんので誤解なきよう!!
当時の一般的な浴室と同じく、石を熱して湯を沸かす蒸し風呂形式。現代のサウナに通じる造りで、現存する建物は江戸時代の1656年(明暦2年)に再建されたもの。
毎年光秀の命日6/14には「施浴」として一般開放されていたとのこと。昭和初期まで続くこの風習からも、光秀を偲ぶ人々の想いが伝わってきます。
現在は国の重要文化財に指定され、普段は静かに時を重ねています。しかし、過去は特別公開される機会もありました。明智風呂を前にすれば、400年以上前の歴史の息吹が感じられるかもしれません。
戦国武将と浴室という組み合わせ、意外かもしれませんが調べてみると結構出てきます。茶室と同じくらい〝知る人ぞ知る〟大人の嗜み・社交の場だったのかもしれないですね。
いつかは入ってみたいサウナのひとつ!
そこに秘められた物語に、心を揺さぶられながらととのいたい!
朝(あさ)ウナ

朝ウナ(朝サウナ)は、朝の早い時間帯にサウナに入ることを指します。朝ウナには以下のようなメリットがあります。
- 交感神経が優位になり、脳が目覚めて集中力や判断力が高まる
- 体がしっかり起きて軽くなり、日中のパフォーマンスが向上する
- 短時間で効果が得られ、忙しい人でも朝の時間を有効活用できる
- 夜より混雑が少なく、早朝料金で割安に利用できる施設が多い
- 早起きの習慣がつき、一日を活発に過ごせるようになる
ただし、長時間入りすぎると日中眠くなったり、早起きが必要になるなどのデメリットもあるので注意してください!
朝のサウナを習慣化するには、早起きをして水分補給し、
- サウナ室では5~6分の短時間で上段に座って集中して入浴
- 水風呂は2分ほどしっかり入って交感神経を刺激
- 休憩は立ったまま行うのがコツ
このセットを1~2回行い、浴室の滞在時間は20~30分程度に抑えましょう。
サウナ後は代謝が上がり食欲が増すので、栄養バランスの取れた朝食をしっかりとることで1日を元気にスタートさせられます。家や職場から通いやすい施設を選ぶことで、朝の習慣として定着しやすくなるでしょう。
サウナを時間帯で敢えて選ぶなら朝ウナが一番好きかも!!
あまみ

極度の温冷交代浴(後述)を繰り返すと身体に生じる赤い斑点模様の現象
「あまみ」とは富山の方言で、本来は「火に当たって皮膚にできる斑点」を指す言葉なんだそうです。
勘違いしてほしくないのは、「あまみが出る=いいサウナ」では必ずしもないことです。
サウナーはあまみをみて、キマリ具合をたしかめたりもしますがw
身体を芯から温めることで生じる現象なので、「ロウリュ」×「水質いい深めの水風呂」の組み合わせだと経験上、出やすいです。
テントサウナを体験できる場所で巡り会えるケースが多いですね!個人的には、島根県の「四季荘」で如実に出て記憶に強く残っています。
Saunologyさんの記事にあまみのメカニズム等はまとめられていますので、くわしく知りたいかたはどうぞ。
>>サウナの「あまみ」の仕組み - Saunology -Studies on Sauna-
アメニティ

アメニティとは、快適性や居住性を表す概念であり、ホテルや病院等で提供される歯ブラシやシャンプーなどの日用品を指す言葉としても使われています。
サウナ施設では、快適にサウナを楽しめるよう様々なアメニティが用意されています。特に最近人気の個室サウナでは、充実したアメニティが魅力の一つとなっています。サウナで提供されるアメニティには以下のようなものがあります:
- タオル類 - バスタオル、フェイスタオル、サウナマットなどが無料レンタルできることが多い。 専用のサウナタオルを販売している施設もある
- 館内着 - 浴衣やバスローブなどがレンタルまたは販売されている
- ボディケア用品 - ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、洗顔料などが備え付けられている
- スキンケア用品 - 化粧水、乳液、クレンジングなどのアメニティが充実している施設も。 女性に嬉しいサービス
- ドリンク - 水分補給用の飲料水やサウナ後のリラックスタイムに楽しめるハーブティーなどが用意されていることも
- エンターテインメント - サウナ室内でNetflixやYouTubeが楽しめたり、カラオケが歌えるプライベートサウナも登場
手ぶらでサウナに行けるのがなによりうれしい!
このように、タオルからアメニティ、飲み物に至るまで、ゆったりとサウナを満喫できる環境が整えられています。サウナ施設によって提供されるアメニティは異なりますが、利用者の快適性を追求したサービスが工夫されているのが特徴です。
アメニティには施設のコンセプトやターゲット像が色濃く出るので、ぜひチェックしてみてください!
個人的には、熊本「湯らっくす」のアメニティがいいな〜っていつも思います。
iki

フィンランドの伝統的なスモークサウナを再現するために設計された革新的なサウナヒーターです。
ikiサウナストーブは、以下のようなユニークな特長を備えています。
- 360度型の円筒状デザインにより、足元を含めサウナ室内に均一な熱を放射し、高さによる温度差が生まれにくい
- 小型で約400kg、大型で約600kgという大量のサウナストーンを搭載可能で、水をかけることで迫力のあるロウリュ(熱波)を楽しめる
- 温度設定やサウナストーンにかける水の量によって、サウナ室内の温度・湿度を自在にコントロールでき、ロウリュやアウフグースに最適な環境を作り出せる
- シンプルで美しい金属製のケーシングがサウナ室にスタイリッシュな雰囲気を与える
「Spa LaQua」や「両国湯屋江戸遊」など全国の有名サウナ施設に導入され、ロウリュブームの火付け役となりました。個人的には、ikiを中心に据えて下からライティングを施すサウナ室が大好きですね!
一言でいうとカッコいい!
ikiを眺めながらロウリュ受けるのはありがたみすらあります!
石風呂

主に瀬戸内海沿岸地域で発達した日本の伝統的な蒸し風呂で、岩を掘り抜いたり石を積み上げたりした密閉性の高い空間内で熱気や蒸気を浴びる入浴法です。山陽地方では重源上人、四国地方では弘法大師が修行の一環として広めたと伝えられ、その構造や利用法、効能に特徴があります。
- 構造は、結晶片岩などの石材を積み上げて石室を作り、赤土で被覆して横穴式石室のような形状にする。床面は奥に向かって下降し、天井部はドーム状に積み上げる
- 利用法は、石室内で火を焚いて熱した後、灰の上に海藻や海水で濡らした莚を引き、着衣のまま座るか寝そべって蒸気浴や熱気浴をする。山間部では真水で濡らした稲藁と菖蒲を敷いて蒸気を起こした
- 効能としては、高温多湿の環境が新陳代謝を促進し、疲労回復や美肌効果、リウマチや神経痛などの緩和が期待できるとされる
石風呂は江戸時代から昭和初期まで広く利用されましたが、現在はほとんど残っておらず、一部が有形民俗文化財に指定されています。
日本には石風呂の遺構や復元された施設がいくつか残っており、石風呂の歴史や文化に触れることができます。
- 徳島県石井町の利包
- 広島県尾道市の千光寺山
- 香川県小豆島
- 愛媛県今治市の大島 など
山口県防府市の「阿弥陀寺」では月に一回、石風呂サウナを体験できます!

>>阿弥陀寺【石風呂】利用時間のお知らせ - たびたびほうふ - 山口県防府市
イズネス
メトス社が製造しているサウナストーブの一種で、フィンランド式サウナストーブと遠赤外線サウナの特徴を組み合わせたハイブリッドタイプのストーブです。その主な特徴は以下の通りです。
- サウナストーンを積み上げることで、水(ロウリュ)をかけた時に大迫力な熱波動と蒸気が発生
- 遠赤外線ヒーターを内蔵しているため、サウナ室を効率的に温めることができる
- 見た目のインパクトが大きく、サウナ室内のレイアウトの自由度が高い
- 2015年に発売され、近年人気の高級サウナ施設で多く導入されている
広島の「ニュージャパンEX」や山梨の「より道の湯」などに設置事例がありますね。
定期的に行われるオートロウリュで水が大量に流れる様は、世界三大瀑布「イズネスの滝」を彷彿とさせます(?)
「竜泉寺の湯」で大体導入されているのでぜひご覧ください!
オートロウリュ以外はややマイルドでのんびり入れる、まさにハイブリッドのいいとこどりなサウナ室が魅力ですね!
インフィニティチェア
コールマンの人気アウトドアチェア「インフィニティチェア」は、リラックスを追求した贅沢な座り心地が特徴です。外気浴といえばコレ!といったド定番アイテム。無段階のリクライニング機能により、座ったまま好みの角度に調整でき、まるで雲の上に寝転んでいるような心地よさを味わえます。
インフィニティチェアのリクライニング機能は、両サイドの肘掛け下にあるレバーを操作することで簡単に使用できます。 好みの角度になるまで後ろに体重をかけてリクライニングし、再度レバーでロックをかけましょう。
たまにうまく倒せない人がいますが、レバーを引いてないケースがほとんど。芸人さんのようにひっくり返らないようぜひ気をつけてほしいところ。
宙に浮くような感覚は、外気浴向けでしかない。開発会議もその話題で持ちきりだったに違いありません。
折りたためて持ち運びも楽チンなので、アウトドアサウナとの相性もバッチリ!
外気浴アイテムに迷ったら、まずこの「インフィニティチェア」を選んでおけば間違いなしです!
サウナとか関係なしにベランダに置くだけでもQOL爆上がりの代物!
多くのサウナ施設でも導入されていますよね!
ウィスキング

サウナ室内で植物の若枝を束ねた「ウィスク」を使って体を叩いたり押し当てるリラクゼーショントリートメントで、ラトビアの伝統的入浴法「ピルツ」が起源とされています。血行促進や美肌効果などが期待でき、近年日本でも専門施設が増えつつあるサウナ文化の新たなトレンドです。
- バルト式:ウィスクだけでなくスクラブやハーブティーも使用。文化的な儀式としての側面も
- フィンランド式:白樺の若枝を束ねたヴィヒタ(ウィスク)で体を叩く
- ロシア式:ウィスクで体を叩くのが中心
東京・池袋の「サウナ&ホテルかるまる」や千葉・船橋の「ジートピア」などでは、ウィスキングを常設で楽しめますよ!
ウィスキングには血行促進、抗菌・殺菌作用、美肌効果、リラックス・デトックスのような効果があると言われていますが、真偽はわかりませんし、今のところ科学的根拠は薄いようです。
でもとにかくまちがいないのは飛ぶくらい気持ちいいし、心穏やかになるのでめっちゃおすすめですー!
あと施術者「ウィスキング(ピルツ)マイスター」が大変そう!汗ダラダラになりながらひたすら叩いてくれるのでいつも感謝しております。
サウナで"ととのう"を体感したら次にチャレンジしてみてほしいのがウィスキングです!
くわしい体験談は、以下の記事でまとめています↓
ヴィヒタ

白樺の若葉を束ねたサウナ用のアイテムです。
フィンランドでは2,000年以上前から使われている伝統的なもので、ヴィヒタ無しではサウナは語れないと言われるほど習慣化されています。
主な特徴と効果は以下の通りです。
- 白樺の葉に含まれるミネラル、精油、ビタミンC、タンニンなどの成分が、肌の引き締め、血行促進、保湿、殺菌などの効果をもたらす
- 白樺の香りが気分をリフレッシュさせ、森林浴のような癒しの効果がある
- サウナ室内に吊るして香りを楽しんだり、全身を叩くように使う「ウィスキング」と呼ばれるマッサージ的な使い方が一般的
- 水風呂に浮かべたり、インテリアとして飾ったりする楽しみ方もある
使用方法としては、乾燥させたヴィヒタを水やぬるま湯で柔らかくしてから使うのが一般的です。
フィンランドと気候の似ている北海道上富良野町などで国産のヴィヒタも製造されています。
ただし、一般的にはサウナ施設に設置されたものを使うのが基本で、個人的に持ち込むのは禁止されている場合が多いので注意が必要です。
白樺以外にもユーカリやオークなどが有名ですね!
世界中でいろいろな呼び方がされていますので、以下にまとめます!
- vihta(ヴィヒタ):フィンランド西部地域
- vasta(ヴァスタ):フィンランド東部地域
- venik(ヴェーニク):ロシア
- slota(スルアタ):ラトビア
- viht(ヴィッヒト):エストニア
- vanta(ヴァンタ):リトアニア
- whisk(ウィスク):英語圏
ヴィム・ホフ・メソッド

ヴィム・ホフ・メソッドは、オランダ人のヴィム・ホフ氏が開発した健康法で、呼吸法と寒冷曝露を組み合わせることで心身の健康増進を目指すものです。
水風呂文化をさらに進化(?)させたイメージでしょうか。
その主な特徴は以下の通りです。
- 呼吸法
- 寒冷曝露
- マインドフルネス
呼吸法は水風呂入りながら実践できそうですよね。
ヴィム・ホフ氏自身、このメソッドにより数々の耐寒記録を打ち立てています。
例えば、氷水に浸かっての最長記録や、上半身裸でのキリマンジャロ登頂などです。
近年、アスリートやセレブの間でもヴィム・ホフ・メソッドが注目されており、科学的な研究も進められています。
ヴィム・ホフ・メソッドの元となっているのは、チベット仏教の修行法の一つである「ツンモ瞑想」だそうです。
免疫系への作用などが確認されつつありますが、安全面への配慮も必要とされています。
サウナーの中でも知る人ぞ知る世界線、一応紹介させてもらいました!
ぼくは寒いの苦手なので、「アヴァント」飛び込んで叫ぶ程度に留めておきますっ
興味がある人は書籍を読んでみてください!
遠赤外線ストーブ
低温でも効率的に体を温め、発汗を促進する革新的なサウナストーブです。
通常のサウナと比べて体への負担が少なく、慢性疲労の改善や筋肉痛の緩和、心臓病リスクの低減など、さまざまな健康効果が期待できます。
パイプオルガンみたいなヒーターでお馴染みですよね。
主な特徴は以下の通りです。
- 温度設定: 一般的に50~70℃前後と、ドライサウナ(80~100℃)に比べて低めの温度設定
- 加熱方式: 輻射熱を利用し、ヒーターから放射される遠赤外線が直接体を温める
- 湿度: 10~15%程度の低湿度環境を維持
- 体への負担: 比較的低温のため、身体への負担が少なく、長時間の利用が可能
遠赤外線サウナストーブのメリット
- 効率的な発汗: 低温でも遠赤外線の効果により、十分な発汗が得られる
- 息苦しさの軽減: 高温のドライサウナに比べて息苦しさが少なく、快適に利用できる
- 省エネルギー: 直接体を温めるため、エネルギー効率が高い
- 安全性: 火力を使用しないため、排煙がなく安全でクリーンな運転が可能
- コンパクト設計: 壁面に取り付けられるタイプもあり、限られたスペースを有効活用できる
ストーブの上に水の入った桶を置いて、サウナ室を高湿にする場合もあります。
室温は高くないのに体感温度ばっちりで、汗ダラダラ・爽快感えぐいのであれめっちゃ好きです。
銭湯サウナは大体このスットーブ!
黄土サウナ
黄土を使用したサウナの一種です。
黄土サウナでは、この黄土を床に敷き詰め、温度が上昇すると、黄土の粒子がマイナスイオンを発生させ、発汗システムを通じて体内の毒素を排出するのに役立ちます。
黄土とは、黄色みの強い土のことで、主に中国の黄土高原やヨーロッパ中部・東部、北米中央部などに分布。
黄土サウナは黄土の遠赤外線により体の深部から温め発汗を促し、デトックス、疲労回復、冷え性改善などの効果が期待できます。
また、毛穴を通じて一定量のミネラルが肌に交換されるらしいです。
黄土サウナといえば、「ユーランド鶴見」ですよね!
身体の芯まで熱が届いてくる感覚があります!
オートロウリュ
サウナストーンに一定の間隔で自動的に(アロマ)水が流れてくる仕組みのことです。
定期的に蒸気が放出され、サウナ室の温度と湿度が高く保たれます。
セルフロウリュのようにスタッフや自分でアロマ水をかける必要がないため、気にすることなくサウナに集中できるのが特徴です。
設置されている施設の数はセルフよりもオートのほうが圧倒的に多いですね。
20分に1回、大音量のミュージックロウリュが自動で発生する「COCOFUROたかの湯」など、ユニークな演出も増えています!
発動する定時を狙ってベストポジション(ストーブ前)に座りたい!
オーバーフロー

液体などがあふれ出ることで、サウナ界では「溢れんばかりの水風呂」を指すことが多いです。
また、逆に溢れ出るのを防ぐためのシステムをオーバーフローと呼ぶこともあります。
オーバーフローは「清潔感」を味わえるので、入ってて気持ちいいんですよね。
- オーバーフローの役割
- オーバーフローの仕組み
- オーバーフローの種類
静岡「しきじ」の水風呂は上から滝のように流れ出て、オーバーフローしているので音も見た目も豪快・贅沢で気持ちいい!
桶シャワー

サウナ施設に設置された特殊なシャワー装置のことです。
頭上に取り付けられた大きな桶に水をためて、ヒモを引くと一気に冷たい水が降り注ぐ仕組みになっています。
サウナ大国として知られるドイツやロシアの温浴施設でよく見かけるこの装置が、最近では日本のサウナ施設にも導入されつつあります。
▶︎桶シャワーの魅力
- 爽快感の極み
- ととのいの仕上げに最適
- 非日常的な体験
- 日常生活では味わえない、大量の水を一度に浴びる体験は、ストレス解消にも効果的です。この非日常的な体験が、サウナタイムにアクセントを加え、より印象的なものにしてくれます。
▶︎おすすめの桶シャワースポット
東京・池袋にある「タイムズ スパ・レスタ」では、本格的な桶シャワーを体験できます。
都心にありながら、まるで隠れ家のような雰囲気の中で、サウナ、水風呂、そして桶シャワーを存分に楽しむことができます。
▶︎桶シャワーを楽しむコツ
- サウナでしっかり汗をかいてから挑戦
- 深呼吸をして心の準備を整えてから、ヒモを引く
- 冷水を浴びた後は、体を軽くタオルで拭き、ゆっくりと呼吸を整える
- 環境が許せば、動画に残して思い出づくりにも
桶シャワーは、サウナ体験をより豊かにする魅力的なアイテムです。
サウナ愛好家の方はもちろん、初心者の方も、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
爽快感と共に、新たなサウナの楽しみ方を発見できるかもしれません。
ぼくはゆっくり水風呂に浸かりたい派なので、あまりやりません笑
オロポ

オロポは、サウナ愛好家の間で人気の高いドリンク。
「オロナミンC」と「ポカリスエット」を組み合わせて作られる飲み物で、その名前は両者の商品名を合わせたものです
特徴と味わい
作り方と黄金比
サウナ後に人気の理由
西麻布のアダム&イブでは、サウナ室まで届けてくれるサービスまであるよ!
>>サウナー必見!オロポとマッチの違いわかりますか?【ほぼ同じです】
温冷交代浴

温かい風呂またはサウナと冷たい水に交互に入る入浴方法。
一般的には、お湯と冷水をシャワーなどで交互に浴びることも温冷交代浴と呼びます。
効果と仕組み
温冷交代浴には以下のような効果があると言われています:
- 疲労回復
- 筋肉痛の緩和
- 血行改善
- リラクゼーション効果
これらの効果は、以下のような仕組みによって生まれます:
- 温かいお湯に浸かると、血管が拡張
- 冷たい水に触れると、筋肉と血管が収縮
- この拡張と収縮の繰り返しにより、血管のポンプ作用が向上
- 結果として、全身の血流が改善され、末梢の血行も良くなる
実践方法
銭湯やサウナ施設で温冷交代浴を行う場合、以下の点に注意しましょう:
- 入浴前に水分補給をする
- 全身を洗って体の汚れを落とす
- お湯の浴槽と水風呂を交互に利用する
サウナでの温冷交代浴
サウナを利用した温冷交代浴も人気です。
この場合、以下のような流れになります:
- サウナで体を温める
- 水風呂に浸かる
- 外気浴で体温調整をする
この方法も温冷交代浴の一種とされ、まさにサウナですね。
温冷交代浴は、現代人の様々な不調(疲労感、食欲不振、不眠など)を改善する可能性がある入浴法として注目されています。
ただし、個人の体調や好みに合わせて実践することが大切です。
初心者でいきなりサウナと水風呂がキツい場合は、お湯と水シャワーを繰り返すところから始めてもいいかもしれません!
まとめ:サウナ用語【ア行】
いかがでしたか?
みなさんの参考になればうれしいです!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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